6月19日 花子とアン
2014-06-20
「おまんのそげなご機嫌な声は久しぶりに聞いた」
夫の嘉納さんが花子と電話で話す蓮子の様子を言っていました。
知らない土地に嫁ぎ、生活する環境も周りにいる人の意識も
全て自分の価値観と違う不自由な日々の中
東京に行けることになった蓮子は弾む気持ちで花子に電話したようでした。
気持が言葉以外のものになって相手に伝わる事があります。
嘉納さんが感じた蓮子の声は嬉しい感情が現れたもの。
自分で「はい」という返事をして
そこに気持ちがこもっていない事にハッとする時
お店の店員さんがいう「ありがとうございます」
に何か違和感を感じる事があります。
言葉に気持ちがのっていない事
ちゃんと心の中から発して伝わる言葉。
自分の感情にタテマエや義務がないか?
本心はどうか
人に伝えようとするときに強制的に押し付けをしていないか?
嘉納さん、きっと蓮子の楽しそうな声をいつも聞いていたいんでしょうね。
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