『挑戦』
2014-10-02
10月1日 マッサン
「俺も親父みたいに新しい事に挑戦したいんや」
エリーが来日して初めての朝食。
家族にはそれぞれのお膳に食事が準備されているのに
エリーには使用人と同じように下座で別に食べるようにと母から告げられていました。
2つ前の『ごちそうさん』でもこんなシーンがありました。
嫁とは認めないから使用人として家族とは別に食事をするようにと小姑和恵さんが。
しきたり なのかいびりなのか今の私たちの日常では想像のつかない差別です。
そんな状況にマッサンは
「俺が頑張って嫁として認めてもらえるようにするけん心配すんな!」って。
頼もしいけど前途多難でしょう。
マッサンにとってもう一人、酒蔵を守るため朝は酒米を作る田んぼに
そして酒造りの仕込みと忙しく家を守る婿養子の父を説得しなくては。
「なんで日本酒じゃなくてウイスキーなんだ?」と父に問われて
まだこの国でやったことの無いウイスキー作りに挑戦したいと。
ちょうど広島の竹原の水じゃ奈良や伏見のような酒は造れないと言われながら
父が挑戦し続けているように!と熱く語っていました。
男同士のこの譲り合えない関係も先が厳しそうです。
前の朝ドラヒロインの花子に言葉を借りれば
‘曲がり角の先にはきっと一番いいものが待っている。’
とマッサンの挑戦することを応援してくれたに違いありません。
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