8月28日 花子とアン

2014-08-28

8月28日 花子とアンに見るコーチングエッセンス

「こんな時局下において何のんきな事言っているんだか」
ラジオの仕事で放送局に入っても日中戦争のため国家総動員制など
日本中が戦争の縛りで自由が利かなくなっている状況になって来ています。
ごきげんようの挨拶が気に入らない部長から 相変わらず
子どもに伝えたい事に原稿を書き直すことを咎められる花子です。

花子は、モモの二人の娘のうち
夫の結核療養のために付き添うモモのため預かっていた上の娘を養女にしています。
蓮子さんの家では成長した純平が
少年航空隊に志願したいと母に承諾を得ようとしていました。

時代背景、または生育環境で考え方は親にさえもコントロール出来ない事。
蓮子さんの母としての思いはどんなだったでしょう。
今の時代だったらどうかな。
今、何も不自由のない日常生活を送っていて
純平のように
「僕は、お母様やこの国の人たちを守りたいのです。」
この国を良くしたい守りたいという素直な気持ちや志。
私達には想像することも難しい時代に思いを行動に移す、決断すること。
きっと精神的な成熟度が高かったのだろうと感じました。

花子の家では娘美里の大事な友達の柴犬までも
軍用犬として連れて行かれていました。
「テルをお見送りしたかったわ」って幼い美里が言った言葉にも。
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8月21日 花子とアン

2014-08-21

花子とアンに見るコーチングエッセンス

「モモさん、いつまででも居たいだけ居ていいですから」
花子がラジオで話している声を聞いて
自分の置かれている辛い環境に耐えていた気持ちの糸が切れ
北海道の嫁ぎ先から逃げて来たという妹モモに
村岡さんが優しく言っていました。

花子と村岡さんが結婚した折に甲府で会ったきり
手紙の返事も出せない程に辛い生活をしていたようです。
実の姉にも言い出せなくてなんと蓮子と宮本夫妻を頼って東京に来たと。
‘女性も自らの人生を歩んでいい’
蓮子が本に書いた一文に世の中の女性たちが影響を受け
勇気をもって自分のおかれた環境から飛び出して宮本家に訪れていたようです。

自己承認欲求
人は皆認められたいと思うものです。
虐げられ 自分で自分を認めるすべもない時に
なにかのきっかけで自分の事を大事にしなきゃ!と気づく。
人の言葉であったり、蓮子のようにメッセージを文字にした人の言葉であったり。
誰も認めてくれなくても
自分が自分を大切にすることは出来ます。
その方法を知るだけ!

ママcomは、その方法を見つけるお手伝いをします。

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8月20日 花子とアン

2014-08-20

花子とアンに見るコーチングエッセンス

「花子さん、緊張してる?これ持って行きなよ。」
ラジオの収録の朝、家を出る花子を見送る村岡さんが
花子に言った言葉と手渡した歩君の写真。

村岡さんいい提案です。
「歩に新しいお話をするつもりでやったら」と。
花子は‘緊張するとヘマをする’
の思い込みを振り払うことが出来そうです。
練習していた帝国会議のニュースと共に臨時に入ったニュース
の原稿を読み 書き換えて話したいと言っていたのですから。
「小さい子どもに分りやすい言葉にしないと。」
何のための放送かを、歩君が聞いてもわかるようにという意図が読めました。

甲府の庄屋さんの家で花子の両親や朝市と母も楽しみに聞くみたい。
「フジちゃんの娘は立派になったもんじゃ~」と褒められて
吉平さんが「俺らの娘だからじゃ」といったら
朝市の母
「花ちゃんが立派になったのは花ちゃんが頑張ったからじゃ」と
おしゃべりで突拍子もないことを言うりんさん、的を得ていて拍子抜け(*^。^*)

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8月19日 花子とアン

2014-08-20

花子とアンに見るコーチングエッセンス

「私ここで聞いているだけでも緊張して足が震えました。
でも、やってみます。私でよろしければやらせてください。」

村岡さんに付き添われてラジオ局に出演の断りのため出向いた花子でした。
制作部長にとにかくスタジオの見学を!と勧められて生放送の現場を見た花子。
息子の歩が生前ラジオのアナウンサーを真似てラジオ放送を楽しんでいたことを
思い出して 思いが変わり出演の承諾の言葉となっていてビックリでした。
黒田さんから
「子ども達に判りやすいようにお話をしている様子を見て、
日本中の子どもが耳を傾けるだろうと確信しました。」
と言われ、夫である村岡さんからも
「やってみればいいのに、花子さんの声は暖かくてほっとさせる力がある。」
と言われても翻訳の仕事で子供達にお話を伝えたい。と言っていたのに…。
幼い息子の楽しそうだった姿が花子を動かしましたね。

村岡さんとの会話の中で
「花子さんは緊張して失敗するのがいやなの?」と質問されていました。
女学校でのロミオとジュリエットの劇で、また幼い頃から
いつも緊張するとへまをするという思い込みがある事を言っていました。
自分で自分にかけた‘緊張すると失敗する’という呪文のようなもの。
誰しも緊張するといつものようなパフォーマンスが出来なくなると思いがちです。
これって、ゴール設定をし間違い。
経験からの想定は、誰しもある事でなかなか変える事がムズカシけれど、
この経験は初めて!失敗する!と思っていたら当然そうなってしまいます。

  今、自分に出来る事を!
  今ある時間を楽しむ!
  なんのため?

緊張しているその時、どんな場面かな?
蓮子さんが言っていました。「あの時は楽しかったわ!」って。

8月18日 花子とアン

2014-08-19

8月18日 花子とアンに見るコーチングエッセンス 

「子ども達の顔 目を輝かせて話を聞いていますね」

歩君を亡くして6年。花子は、近所の子ども達に‘お話おばさん’と呼ばれています。
翻訳した話を自分の言葉で子供達に話してあげて呼び名がついたみたいです。
翻訳の仕事に没頭する花子は、村岡さんと共に上質な家庭文学を届けるために
靑凛社から『家庭』という大人から子供まで楽しめる本を創刊しました。
名の知れた女流作家の人たちが協力してくれている本になっています。
志が一緒の人たち‘女性の地位向上のために頑張りましょう’と。
それぞれがお互いのの作風を認めながら自分なりの方法で社会に貢献する本を作り上げました。
時代は、きっと花子達の行動を認める流れになっていくと信じて動き出したのでしょう。

お祝いの席にに懐かしい人、宇田川先生も
相変わらずの辛口な所と眉毛がいい!

蓮子が嘉納さんのもとにいた頃に親しくしていた新聞記者だった黒田さん。
ラジオ番組制作の会社にいるということで
蓮子さんと共に花子のもとの訪れて
「是非、我々のラジオ番組に出演せてください。」って
どうする花子!

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8月5日 花子とアン

2014-08-06

8月5日 花子とアンに見るコーチングエッセンス

「花ちゃん、久しぶりやね。実は頼みがあってきたとばい。」
ビックリしましたよね。嘉納さんが花子の家に来ました。
地震の被害が無くて良かったと
そして、翻訳して欲しい手紙がある事と訪ねてきた理由を言っていましたが。
神戸で出会った外国の人からのラブレターでしたね。
「花ちゃんはまた本を出さんとか?蓮子はあんたの本を読んでる時1番ご機嫌やった
本は読みよるもんを夢見心地にするんとばい」

こんな事を言われたらその気にならない人いませんよね。
やる気にさせる のでなくてその気にさせる
またまた出ました。嘉納さんの言葉。
不可能と思って諦めかけていた花子はきっとこの言葉で動き出すのでしょうね。

同じ頃、家事がまるで出来ない蓮子さんのもとでお料理の手伝いをしていたカヨ
もまた、蓮子さんに出来るかもしれない!と思わせるナイスなフォローです。

さてさて、嘉納さんが言うもう一つの 『聞きたい事』ってなんでしょうか…。

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