9月2日 花子とアン
2014-09-02
9月2日 花子とアンに見るコーチングエッセンス
「こんな戦争さっさとやめさせるべきだ!」
花子の兄 吉太郎が率いる憲兵隊が蓮子さんの家に踏み込み
宮本さんをとらえようとしたときに彼が言い放った言葉です。
宮本さんは学生の頃から全ての人が富を平等に享受できる社会を。
という思想を持っていたため日中戦争の中で反戦活動をしていました。
「国も守れず妻や子を守れるか!」と言っていたものの
当時の時勢からは、非国民と近所からの罵声を浴びる事となっていました。
兄吉太郎は、女学校の時に甲府に訪れた蓮子さんに恋をしていた過去が
ありますから ことのほか彼女の幸せを祈っていたことでしょう。
軍人として自分の立場、国を守ろうとしている使命感からも
彼の行動が蓮子さんに悲しい思いをさせる事となっても
それが彼に出来る事だったのでしょう。
それぞれに大切な人を守る という思いは一緒でも
その形が、方法が違っている。
お互いが理解できない時に起こる衝突は
表現する方法が違っていることが多いです。
相手の言っていることを
理解する・同意する・受け入れる
ごちゃ混ぜにしないで
それぞれ別のものとして『聴く』事が出来たらいいです。
受け入れるか受け入れないかは別にして
理解する努力は必要かな。
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