6月21日 花子とアン
6月21日
楽しみにしていた蓮子との再会。
楽しい時間はあった言う間に過ぎ 現実の仕事。
洋書の翻訳を明日まで仕上げて欲しいと編集長に言われ
花子の集中力がいきています。
夜通し辞書とにらめっこして書き上げた原稿は
「いいじゃないか。これで新しい特集組んでみよう」
と一回で編集長からOKが出ました。
イナミな同僚に
「俺は認めないね。まぁ、他社でやっていないから珍しいかもしれないけど」
って言われても嬉しさから耳に入っていないみたいでした。
夕方皆が帰ってから原稿を取りに来た村岡さん。
「たった1週間でこれだけの量を翻訳するなんて!」と驚いていました。
好きな事をするのって時間も労力もいといません。
やる気 より その気
またまた ナマケモノの喩を使って褒めれれていましたが
花子の その気 を引き出したのは
村岡さんがくれた英語の本でした。
人を本気・その気 にさせるもの
見つけられたらいいですよね!
外の天気と同じ 花子は、パルピテーションの嵐でした。
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6月20日 花子とアン
6月20日
「何かを楽しみに待つということはそのことの半分にあたるのよ」
10年ぶりに蓮子と再会のする日
会社を出ようと思ったその扉の向こうにいたのは
なまえすら覚えてくれない原稿の依頼をしている
あのイナな女流作家。
帰るに帰れない花子と困惑の編集長。
いつ帰れるかわからない状況に
「逢引のや恋愛、完全に経験不足でお話出来る事はありません。」
と言い放ち蓮子のもとへ走る。
待ち合わせの時間から1時間半も待たせた花子に蓮子が言ったのは
「何かを楽しみに待つということはそのことの半分にあたるのよ」
大きくうなずいてしましました。
例えば、小さい時 遠足が待ち遠しかったこと。
例えば、デートの前どんな服にしようか?どこに行こうか?
などワクワクして待つってそのこと自体が楽しいです。
どんな結果になってもその向こうに見える事に向かっている時って
いろんな事を考えては いろんな発想が浮かびます。
思考が広がりいろんなアイディアが生まれます。
ワクワクの感情→ 広がる発想・自発的行動
これが勉強や仕事に生かせたら
指示命令は無くてもすみそうですね。
蓮子に村岡さんを紹介した時に
蓮子が彼に言った言葉。
二人が気づいていない心をついていました。
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