9月2日 花子とアン

2014-09-02

9月2日 花子とアンに見るコーチングエッセンス

「こんな戦争さっさとやめさせるべきだ!」
花子の兄 吉太郎が率いる憲兵隊が蓮子さんの家に踏み込み
宮本さんをとらえようとしたときに彼が言い放った言葉です。

宮本さんは学生の頃から全ての人が富を平等に享受できる社会を。
という思想を持っていたため日中戦争の中で反戦活動をしていました。
「国も守れず妻や子を守れるか!」と言っていたものの
当時の時勢からは、非国民と近所からの罵声を浴びる事となっていました。

兄吉太郎は、女学校の時に甲府に訪れた蓮子さんに恋をしていた過去が
ありますから ことのほか彼女の幸せを祈っていたことでしょう。
軍人として自分の立場、国を守ろうとしている使命感からも
彼の行動が蓮子さんに悲しい思いをさせる事となっても
それが彼に出来る事だったのでしょう。
それぞれに大切な人を守る という思いは一緒でも
その形が、方法が違っている。

お互いが理解できない時に起こる衝突は
表現する方法が違っていることが多いです。
相手の言っていることを
理解する・同意する・受け入れる
ごちゃ混ぜにしないで
それぞれ別のものとして『聴く』事が出来たらいいです。
受け入れるか受け入れないかは別にして
理解する努力は必要かな。

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8月30日 花子とアン

2014-09-02

8月30日 花子とアンに見るコーチングエッセンス

「私、世の中がどんな状況になっても子供たちの夢を守りたい」

ラジオの放送で軍用犬の事を話した時
娘の気持ちを思い原稿に無い軍用犬の名前を勝手に‘テル’と言い換えて
放送に流してしまった花子でした。

ずっと花子の見方をしてくれていた黒田さんの言葉
「今まで子供達に伝わりやすい言葉に変える事は認めてきました。
しかし、今日のは…。いかに子供向けの番組であっても事実を曲げて伝えては
ならない。それが放送というものです。」

花子の思いと社会的に影響のある立場にいる事を考えて
言ってくれた言葉だったと思います。
言わなければいけない事
ラジオ局の課長のように矛先を変えて嫌味な事を言うのでなく
事実をキッパリと言いきってくれた黒田さんの姿は
花子にも響いた事だったと思います。

家に帰って村岡さんが
しょげていた美里の目がテルを想像してキラキラしていたよ。
そんな夫の言葉に救われた花子だったとは思いますが。

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9月1日 花子とアン

2014-09-02

9月1日花子とアンに見るコーチングエッセンス

「最上のものは過去に出でなく将来にある」

修和女学校の校長とスコット先生が花子の家を訪れました。
ブラックバーン校長がカナダに変える事になったから挨拶に来たと。
戦争の影響と思われる帰国です。
その時に花子に言ったのは卒業式の時花子達卒業生に行った言葉でした。
現在の日本の状況が決して良いものではないということと
女学校の教育を受けた花子達がどういう生き方をしたら良いか
最後まで案じていてくれているのでしょう。
「あなたの翻訳は2つの国を結ぶ友情のシンボルです。」と言ってくれたこと。
時代の流れの中で醍醐さんや宇田川先生がペン記者を目指す
と決意している中で花子は自分の役割は何か…。迷いの中にありました。
恩師はしっかりと前を見つめる事を思い出させてくれていました。

「あなたが私の夢を引き継でください。この国の人々に愛と平和を。」
書くことで志を受け継げること花子は迷いから抜け出せそうですね。

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