9月19日 花子とアン

2014-09-19

9月19日 花子とアンに見るコーチングエッセンス

「吉太郎、世間が何と言おうともおまんは俺の誇りじゃ。これまでもこれからも」
父吉平が倒れたと知らせを受けて東京から4人の兄弟が甲府を訪れていました。
小さい頃から父から愛されていないと感じ何かにつけ反発し、
職業軍人となり疎遠になっていた長兄の吉太郎さん。
戦争に敗れ自分の信じてきたことが全て否定されたように感じて
生きる希望を失っていたところの帰郷でした。

どんなにか嬉しかったことでしょう。
父親が自分の事をどう思い、‘誇り’とさえ言って認めてくれたこと。
子どもは、親の言ったことををワンシーンだけ切り取って
そこだけ強く記憶したり意識してしまうことがあります。
吉太郎さんは、小さい頃から花子と自分に対する親の期待の掛け具合を
比較して卑屈になっていたと思います。
大人になった今、そのことがすべて解消される父の言葉となったと思います。

その上で出たのが
「おとう、おかあこの家においてくれちゃ。そして葡萄酒の作り方教えてくれちゃ」
父が送った言葉に息子が返した言葉です。
コミュニケーションは、投げたものが帰って来るものですね。

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