9月17日 花子とアン

2014-09-17

9月17日 花子とアンに見るコーチングエッセンス 

「あなたのせいよ。あなたが純平を戦地に送ったのよ。
ラジオをとおしてお国のために命を捧げなさいと…返しなさい!」
腹心の友 と誓いあっていた蓮子さんからのこんな言葉。
7年ぶりにあった蓮子さんは息子の戦死の知らせを受け
髪は真っ白になっていてその表情も昔のものとは全く変わっていました。
返す言葉も見つからない花子でした。
そんな事とは裏腹に編集長が花子の家を訪れ連れてきたのは
幼い頃にニジイロの読者で王子と乞食の大ファンだったという青年小泉君。
「彼の事を知ってこれはどうしても引き合わせないとと思って」
編集長が連れてきた彼が言ったのは
時間はかかるかも知れないけれど人々はきっと
本を必要とするようになるから翻訳が終わっている原稿があったら欲しいと。

戦争からの復興を果たす時に人々は希望を見出すために何を求めるか?
貴方に出来る事は何ですか。
それぞれが問われていたのでしょう。

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9月16日 花子とアン

2014-09-17

花子とアンに見るコーチングエッセンス

「久しぶりに最愛の友にあったようだ。」

昭和20年8月15日長く続いた戦争が終わりました。
空襲の火災から本を守るため防空壕にしまい込んでいた本を
取り出しながら村岡さんが言った言葉。
亡くなった郁也さんがイギリス留学の時に買い花子にくれた
王子と乞食の本も無事でした。その本は妹カヨに手渡され。
燃えた原稿の書き直しなどを経てついに「赤毛のアン」が書きあがりました。

“何ものもアンが生まれつき持っている空想を止める事は出来ない。”
花子がつぶやく言葉は、まるで自分自身に言っているようでもありました。
幼い頃から本が好きで学ぶ事に対して一生懸命だった花子。
そんな一生懸命な姿に家族を始め周りの人達は応援したい!
という気になってしまう。
何も意図的にそうさせられるわけではないのにどうしても応援したくなる人がいます。
その人が一生懸命にしている姿や行動が人を動かす。
思いに共感してそうぜずにはいられなくなる人。
私が住む福島の地にもそんな人が沢山います。
復興なんて大きな課題ではないかもしれないけれども
一人一人が今自分に出来る事を一生懸命に生きている姿は
きっと未来を生きる子供がその背中を見ていてくれるはず。
花子がそうであるように。

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9月15日 花子とアン

2014-09-17

9月15日 花子とアンに見るコーチングエッセンス

「アンが私の中に住んでいる。
‘曲がり角を曲がった先に何があるかわからないの
でもきっと良いものにちがいないわ’」
本の中に書かれていた言葉を言い聞かせるように言った花子でした。

夫婦二人の夢が叶った靑凛社が空襲で焼け
妹カヨのカフェも焼けてしまい
希望を失いそうになっている時花子が決意しています。
どんな事があってもこの本の翻訳は完成させると。

苦労して勉強した英語を仕事としていかせていること
翻訳された本を待つ人がいる事
を思い花子は今自分に出来る事をすると決めたのだと思います。
敵国語と言われ周りの人からも非難されながら続けた翻訳。
終戦で希望を失った日本中の人たちへ
その思いはきっと届くと信じていたのだと思いました。

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