9月16日 花子とアン
花子とアンに見るコーチングエッセンス
「久しぶりに最愛の友にあったようだ。」
昭和20年8月15日長く続いた戦争が終わりました。
空襲の火災から本を守るため防空壕にしまい込んでいた本を
取り出しながら村岡さんが言った言葉。
亡くなった郁也さんがイギリス留学の時に買い花子にくれた
王子と乞食の本も無事でした。その本は妹カヨに手渡され。
燃えた原稿の書き直しなどを経てついに「赤毛のアン」が書きあがりました。
“何ものもアンが生まれつき持っている空想を止める事は出来ない。”
花子がつぶやく言葉は、まるで自分自身に言っているようでもありました。
幼い頃から本が好きで学ぶ事に対して一生懸命だった花子。
そんな一生懸命な姿に家族を始め周りの人達は応援したい!
という気になってしまう。
何も意図的にそうさせられるわけではないのにどうしても応援したくなる人がいます。
その人が一生懸命にしている姿や行動が人を動かす。
思いに共感してそうぜずにはいられなくなる人。
私が住む福島の地にもそんな人が沢山います。
復興なんて大きな課題ではないかもしれないけれども
一人一人が今自分に出来る事を一生懸命に生きている姿は
きっと未来を生きる子供がその背中を見ていてくれるはず。
花子がそうであるように。
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9月15日 花子とアン
9月15日 花子とアンに見るコーチングエッセンス
「アンが私の中に住んでいる。
‘曲がり角を曲がった先に何があるかわからないの
でもきっと良いものにちがいないわ’」
本の中に書かれていた言葉を言い聞かせるように言った花子でした。
夫婦二人の夢が叶った靑凛社が空襲で焼け
妹カヨのカフェも焼けてしまい
希望を失いそうになっている時花子が決意しています。
どんな事があってもこの本の翻訳は完成させると。
苦労して勉強した英語を仕事としていかせていること
翻訳された本を待つ人がいる事
を思い花子は今自分に出来る事をすると決めたのだと思います。
敵国語と言われ周りの人からも非難されながら続けた翻訳。
終戦で希望を失った日本中の人たちへ
その思いはきっと届くと信じていたのだと思いました。
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9月9日 花子とアン
花子とアンに見るコーチングエッセンス
「断ってくれて良かった。靑凛社は、女性や子どものために創ったんですもの」
兄の吉太郎が、村岡さんの印刷屋の仕事があるか
心配して軍の印刷物を扱うことを勧めに来ていました。
村岡さんは、悩んだ事でしょう。そして自分の意志で断ったこと、
軍事工場に働きに行こうかと思っていることを花子に伝えていました。
二人とも進む方向が一緒だからこうした判断に違いが無いのでしょう。
花子が翻訳した原稿を村岡さんが印刷するそしてその本は
子ども達や女性たちに希望をもつメッセージを伝えていく事。
収入や代々の印刷屋の看板のためでなく
ふたりは、何のために本や印刷物を作るかという
軸がブレずに選択し続けています。
何かを選ぶとき 得か損か?
有利か有利でないかだけでなく
自分の感情や信念に添う選択をすることが
ストレスフリーな日常を手にする秘訣でしょうか。
ブラックバーン校長が残してくれた
平和か戦争か
情勢は刻々と重い現実を見こととなりそうです。
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9月15日 子育てセミナー開催
✓宿題を忘れる
✓お友達とのお約束を忘れる
✓持ち物の確認をしない
その対処はお子さんに合っていますか??
もしかして、そのことによって親も子どもも不快な気持ちになっていませんか??
~子育てをもっと楽しく~
本当は優しいお母さんでいたいですよね。
その方法、あります!!
・注意を素直に聞き入れてくれるようになる
・自分で準備ができるようになる
・自分の物の管理ができるようになる
子育てに不安を感じている方、これからパパママになる方もぜひ(^^)
9月15日(月)
10:00~12:00
MAXふくしま 4F AOZ 大活動室3
持ち物:筆記用具
資料代:1000円
楽しい子育てライフを♪
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9月8日 花子とアン
9月8日 花子とアン見るコーチングエッセンス
「敵方の国には、大切な先生やお友達が沢山いるの」
ラジオのおばさんとして9年間子供のニュースを伝えてきた花子。
戦争のニュースばかり読むことの憤りを感じ
亡き息子あゆむが大好きだったラジオの仕事を辞める事にした
花子に娘美里が残念がった事に答えた言葉でした。
現在、グローバルなコミュニケーションということで
インターネットを始め世界中の情報がすぐに手に入る環境です。
当時の花子は、辞書と向き合い地道な努力の後に英語力を身に付け
日本人以外の人と関わる方法を手に入れました。
言葉を交わし様々な失敗を経験しながら身に付けました。
最近、‘失敗した!’って口癖ね。言われることがありました。
全然、認識していなかったから自分の口癖にビックリしました。
これは、書き換えが必要なんじゃないかと。
花子の生きた時代の人たちが経験した事…。
醍醐さんが危険な航路をたどってシンガポールにペン記者として
行こうとしています。
今私たちがこうして幸せな時代を生きていることを先人に感謝して
小さなコミュニケーションを大切に
良い口癖で人と関わる事は出来るかな。
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9月3日 花子とアン
9月3日 花子とアンに見るコーチングエッセンス
「花ちゃん、ごめんなさい密告なんかするわけないのに
あの日は取り乱していたの」
蓮子さんからの電話で誤解がとけてホッとしました。
蓮子さんは 夫、宮本さんの行動は子ども達を守りたいという
彼なりの活動であることを説明しています。
博多の歴女白駒妃登美さんの花子とアンについて解説があって
知ったことですが
当時の首相の密使として蒋介石と和平協議のため中国へ向かおうとして
いて軍に取り押さえられたと。
戦争の早期終結のために彼がその任務を果たしていたら
歴史が変わっていたかもしれないと。
花子が「こんな時代だからこそ大きな波にのまれるか乗り切るか
逆らったら暮らしも全てを失ってしまう」と言っていたように
この時代は大人が本気で今を考え生きていたのだと強く感じました。
この時代 私達に今できる事は何でしょう。
9月2日 花子とアン
9月2日 花子とアンに見るコーチングエッセンス
「こんな戦争さっさとやめさせるべきだ!」
花子の兄 吉太郎が率いる憲兵隊が蓮子さんの家に踏み込み
宮本さんをとらえようとしたときに彼が言い放った言葉です。
宮本さんは学生の頃から全ての人が富を平等に享受できる社会を。
という思想を持っていたため日中戦争の中で反戦活動をしていました。
「国も守れず妻や子を守れるか!」と言っていたものの
当時の時勢からは、非国民と近所からの罵声を浴びる事となっていました。
兄吉太郎は、女学校の時に甲府に訪れた蓮子さんに恋をしていた過去が
ありますから ことのほか彼女の幸せを祈っていたことでしょう。
軍人として自分の立場、国を守ろうとしている使命感からも
彼の行動が蓮子さんに悲しい思いをさせる事となっても
それが彼に出来る事だったのでしょう。
それぞれに大切な人を守る という思いは一緒でも
その形が、方法が違っている。
お互いが理解できない時に起こる衝突は
表現する方法が違っていることが多いです。
相手の言っていることを
理解する・同意する・受け入れる
ごちゃ混ぜにしないで
それぞれ別のものとして『聴く』事が出来たらいいです。
受け入れるか受け入れないかは別にして
理解する努力は必要かな。
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8月30日 花子とアン
8月30日 花子とアンに見るコーチングエッセンス
「私、世の中がどんな状況になっても子供たちの夢を守りたい」
ラジオの放送で軍用犬の事を話した時
娘の気持ちを思い原稿に無い軍用犬の名前を勝手に‘テル’と言い換えて
放送に流してしまった花子でした。
ずっと花子の見方をしてくれていた黒田さんの言葉
「今まで子供達に伝わりやすい言葉に変える事は認めてきました。
しかし、今日のは…。いかに子供向けの番組であっても事実を曲げて伝えては
ならない。それが放送というものです。」
花子の思いと社会的に影響のある立場にいる事を考えて
言ってくれた言葉だったと思います。
言わなければいけない事
ラジオ局の課長のように矛先を変えて嫌味な事を言うのでなく
事実をキッパリと言いきってくれた黒田さんの姿は
花子にも響いた事だったと思います。
家に帰って村岡さんが
しょげていた美里の目がテルを想像してキラキラしていたよ。
そんな夫の言葉に救われた花子だったとは思いますが。
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9月1日 花子とアン
9月1日花子とアンに見るコーチングエッセンス
「最上のものは過去に出でなく将来にある」
修和女学校の校長とスコット先生が花子の家を訪れました。
ブラックバーン校長がカナダに変える事になったから挨拶に来たと。
戦争の影響と思われる帰国です。
その時に花子に言ったのは卒業式の時花子達卒業生に行った言葉でした。
現在の日本の状況が決して良いものではないということと
女学校の教育を受けた花子達がどういう生き方をしたら良いか
最後まで案じていてくれているのでしょう。
「あなたの翻訳は2つの国を結ぶ友情のシンボルです。」と言ってくれたこと。
時代の流れの中で醍醐さんや宇田川先生がペン記者を目指す
と決意している中で花子は自分の役割は何か…。迷いの中にありました。
恩師はしっかりと前を見つめる事を思い出させてくれていました。
「あなたが私の夢を引き継でください。この国の人々に愛と平和を。」
書くことで志を受け継げること花子は迷いから抜け出せそうですね。
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